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第34話

「…おやおや…ちょっと脅しすぎたか… まぁ、いいや。お楽しみはこれからだから。」 希はにやりと笑うと、繋がったまま俺を抱き上げ膝に乗せた。 「えっ?あっ!ああっ…ひいっ」 急に自分の体重が掛かり、ずぶずぶと根元まで希の楔を咥え込んだ。 もう…痛みはなく、濡れたお互いの下生えが擦れ合い、微妙な快感が生まれ始めていた。 俺のお腹の形が変わる程に、ぎっちりと埋め込まれた希自身が、中でびくびくと脈打って…熱い。 俺は声を出すこともできずに、はふはふと荒い息を吐いて、希の肩にしがみ付いていた。 「どうだ?俺のを咥え込んだ感想は?」 希がクスクス笑う度に、振動で中の楔が擦れ 思わず口から吐息が漏れる。 「くくっ。感じてんのか?イヤらしいなぁ、斗真は。」 腰を掴まれ下から突き上げられると、肉筒が恐ろしいほど希の楔に絡みつき縋り付いた。 「あっ、ああんっ、あっあっ、はあっ」 もう止めようもなく零れ落ちる嬌声が、俺の僅かに残った理性を奪っていく。 堕ちる…この男に… 心も、身体も…

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