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恵果 11

手紙を受け取り、中を拝見しようと綺麗に畳まれた和紙を開いていた時。 朝陽さんが、言い出しにくそうに話しかけて来て手を止めた。 「なんでしょう?」 視線を戻せばまたあの視線。 私も目を離せなくなった。

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