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恵果 22

開かれた障子の向こうに悲しそうに、朝陽さんが立っていて、両側に開かれた私の脚がビクッと揺れた。 と、同時に指が抜け落ち声が漏れる「んっ...」あぁ見られてしまった。 私がどう感じているのかも知られ絶望に近い思いが駆け巡った。 「なんだ、やり足りねぇのか?」そう、吐き捨てる男を突きやった

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