92 / 124

恵果 46

朝陽さんの言葉に一度顔を背けて抵抗しようと思ったのに、私の身体は貴方だけを求め震えていた。 視線だけ向ければ光悦な表情で私を見下ろしていた。 「あ、朝陽さん...」 するりと、彼の熱を撫でその手で自分の尻臀を持ち上げる。 「っ...」 なんて、恥辱を私は与えられているのか…欲しくて堪らなくて、私は腰を緩りと浮かしては沈める。 「朝陽さんの、その熱を...私の中に」 恥ずかしい...でも、言わなければ私はまたお預けを食らってしまう。 「挿れて下さい」

ともだちにシェアしよう!