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朝陽 46
腰を進めようと思った矢先、恵果さんの肩の近くに開封された形跡のあるボトルが転がっていた。
手を伸ばして眺めると恵果さんがはっと表情を変えた。中身は既にかなり減っている。
「…こんなの使って、他の男にも何度も同じ事をあなたは強請ってきたんですか」
ふつふつと腹の底から湧き上がる怒りはそのまま情欲の炎を煽ってくる。蓋を開き、乱暴に握りしめてとろみのある液を手の窪みにためた。
押し開かれて僕を待っている所にそれを乱暴に塗り付け、もう一度手に受け取って自分の猛りに纏わせた。
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