94 / 124

恵果 47

ぬるりと、液体が垂らされて期待が膨らむと、朝陽さんが私の上に覆い被さってきた。 あぁ、やっと...繋がれる。 力が入ると、挿入に抵抗があるから私は出来るだけ力を抜いて、朝陽さんの熱を受け止める。 ゆっくりと、押し広げられて中は期待でどんどんと熱を蓄え、広がった入口の皮膚がピンと張る感覚にうっとりとしてしまう。 「んっ...あ、凄く熱いです、はぁ...」 そう、朝陽さんに伝えれば余裕なさげに眉間にシワを刻んで私を見る。 その切なげな表情に、思わず微笑みかけた。

ともだちにシェアしよう!