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8. by Ourselves 3

まだキュウリぐらいの太さのものしか挿れられたことはないけど、大好きな李一くんのためだから頑張れるよ。 だけど、一瞬で貞操を捧げる覚悟を決めた俺に向けられたのは、艶やかな唇からこぼれる無慈悲な言葉。 「湊人。一人でしてみろよ」 えええ。 ここへ来て、まさかのソロ活動ですか? そんなわけで俺は今、ベッドの上で壁に背を付けて座り込み、右手と仲良くやってます。 ウィッグはどうにか外させてもらったんだけど、なぜだかワンピースを脱ぐことはまだ許してもらえてない。 本来なら膝より少し上の位置にある裾を、太腿の付け根までめくり上げて脚を大きく広げてるから、李一くんの目には俺の恥ずかしい部分が丸見えだ。 そんな俺の痴態を、李一くんは制服姿で腕を組んで膝立ちのまま、舐めるように観察してる。 その眼差しに見つめられるだけでいつもより感度は高まってて、もうすぐにでも出そうなんだけど。 さっきから李一くんの半身が反応してズボンをそっと押し上げてるのも、俺を煽ってる原因だったりする。何がいいんだか全然よくわからないけど、興奮してくれてるのは確かだ。 掌の中にある俺の昂ぶりは、惜しみなく与えられる刺激にさっきからビクビクと震えてる。 身体の奥からせり上がってくる快感に、我慢できなくて手の動きを速めてしまう。 「あ、イきそ……」 思わずそう漏らしてしまったその時、おもむろにカチャカチャと金属音が響いた。 俯いていた顔を上げれば、李一くんがベルトのバックルを外してチャックを下ろすのが目に入った。 思わず手を止めた俺の前で取り出された李一くんのものはピンと勃ち上がって、先端にとろりと蜜が滲んでる。 その場に座り込んで前屈みになった李一くんは、自らのものをゆるゆると扱き始めた。 「……んっ、は、ぁ」 え、なんでなんで?? なんでオナニーの見せ合いっこみたいになってるの? 頭の中をたくさんのクエスチョンマークが星のように飛び交うけれど、目を閉じたまま薄く唇を開けて快感に身を委ねる李一くんは最高に色っぽくて、そんな王子様の淫らな姿を目にしながら、俺は急激に込み上げてきた吐精感を我慢できずに白濁を放ってしまっていた。 「──ッ、はぁ……」 荒く息をつきながら、サイドボードに手を伸ばしてティッシュを何枚か掴み取った。どうにか掌で受け止めたそれを、こぼさないようにして拭う。 こんなに早いなんて、恥ずかしい。いや、それを言うなら女装でノーパンでオナニーして、しかもそれを大好きな李一くんに見られてるとか、もはや今の俺という存在が丸ごと恥ずかしいんだけど。

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