195 / 356

3

今日は友人の片島 藍瑠と藍の家で勉強する予定 藍瑠はあまりにもアホすぎて放って置けなくてなんやかんや世話を焼いてきた。 ぼんやりしてるとことかなんとなく母さんに似てる だからほっとけない 「あおー」 「おはよ。藍」 「今日はよろしくね」 「あぁ。」 藍は父親と二人暮らし。だが父親は忙し過ぎて家に戻らないことも多いからほとんど独り暮らし状態だ 「藍瑠!」 「はぁい」 同じクラスの奴らがやって来た 「俺たちも一緒に勉強したい!!蒼に習いたい!!」 「…ん~…あおー?みんなもいい?」 「なら俺いらなくない?お前らみんな成績いいっしょ?」 出来れば面倒なことは避けたい。人付き合いは苦手だから 「えぇ…蒼に習いたいのに…」 可愛い…って…俺!何考えてんの…藍相手に… 「いやいや。俺じゃなくてもいいだろ。じゃあな」 藍が嫌なんじゃない。あいつらが苦手…俺を見る目が気持ち悪いから。 「ちぇ…蒼来ないのかよぉ…まぁいっか」

ともだちにシェアしよう!