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翌朝 機嫌を直した父の車で送ってもらう 車内は母がどれだけ可愛いかという話を延々された… 本当に…残念な父…顔いいしスタイルいいし出来る男なのに母の前じゃ鼻の下を伸ばしたただの変態親父だ そんな父が急に真顔になり真剣な話をされると身が引き締まる思いがする 「蒼。藍瑠くんが今どういう状況なのかわからない。もしかしたら会ってもらえないかもしれない…もしかしたら恋人がいて幸せに笑っているのかもしれない。わからないけれどお前が後悔しないよう出来ることをやっておいで。お前は俺たちの息子だ。お前なら越えられるよ。だから…」 「わかってる…」 「ならいい。いってこい。泣きたくなったら胸は貸してやるよ」 「ありがとう。じゃあ行ってくる」

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