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何でお前なんか…20
振られて数日。あまりにも早い心変わりに兄も藍瑠くんも驚いていた。
「とてもお似合いです。俺は実は何となくそうなるって思ったことがあって。真琴さんってきっと昔からミサトさんと繋がってたんだろうって。二人の空気感から感じていました。なんだかしっくり来ます」
「…って藍瑠くんから言われちゃった」
「あははっ!伊達にサービス業してないねぇ。あの子」
「だな」
「真琴。俺一生離す気ないから覚悟しておいてね。待たせた分だけ構ってね」
「挑むところだよ」
何でお前なんかって思うことだって沢山沢山ある。でもお前だから俺は生きてこられたんだ…
一生離さない?それは俺の台詞だよ。
これからもずっとずっと愛してる…
fin.
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