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堪らなく気持ち良くて幸せで…涙は止まってはくれなかった
「萌葱…大好きだよ」
「俺もっ…ああっ…」
一度だけじゃ足りない…何度も何度も二人して欲を放ち愛の言葉を囁き合う
こんなにも愛しい…どうして俺たちは双子だったんだろう…ねぇ…俺たちのこの思いはどうすればいいの?
そうして何度目かの絶頂を迎えた頃玄関から声が聞こえた
「ただいまぁ」
「帰ってきた…みたいだね」
緋色が呟く…でも…俺は…
「まだ…っ…足りないっ…」
「…ダメっ…萌葱…また明日。ね?」
渋々頷き俺の中に埋まっていた緋色の楔がゆっくりと抜かれていく。後孔が切なくきゅんとなった
汚れた俺を綺麗にしてくれて二人して着替えてリビングへ降りる。
俺たちの秘密の関係がこの日から始まった。でも…この幸せは…一時の夢のようにあっという間に過ぎ去っていくことをこの時俺たちは考えもしなかった
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