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二人の時間

ゆっくりあがって脱衣所に置いてある着替えを着ていく いたって普通の…はぁ!? 「ちょっと!!茜」 「ん~?ふふっ…かぁいい…」 「これ!!女物!!」 「すっげぇ似合ってる」 キラキラした眼差しで俺を上から下まで舐めるように見る もはやエロ親父だ 俺に準備されていたのはまぁ下着は普通なんだけど…どうみても部屋着は女物 白いふわふわのパーカーとショーパン 「可愛い…可愛すぎ…予想以上…」 「茜!さすがにこれはだめだろ」 「えぇ?なんでぇ?すっごく似合ってるのにぃ…俺が選んだのじゃ…嫌?」 それはずるい…お前のその顔に俺は弱いんだから…頼むから寂しそうに上目使いしないで…俺よりでかいくせにこういうときは思いっきり可愛くなるんだから… 「っ…他にっ…ないの?」 「いやなの?俺お前が似合うって…思って…それ…」 「あーっ!!もう!わかった…わかったからその顔やめて…」 「さなえ…おいでぇ」 ニコリと笑って自分のとなりをトントン叩く 仕方なくそのままそこに座ると 「匂いを嗅ぐな…」 「ん~?だっていい匂い…ふふっ…」 「使ってるもの一緒だろ?」 「一緒だけど違うの」 「…もう…くすぐったいって…っんっ…あっ」 「うわぁ…エッチぃ声…」 「違う!違うってくすぐったかったから…」 「はぁ…辛い…可愛すぎて辛い…」 「あのさ…さりげなく太もも撫でないで…そんな際どいとこ…」 「肌気持ちいい…」 「っ…やめろって…お願い?ねっ?」 「ん~…さなえ…それは逆効果…ごめん…やっぱ無理かも…」 「ちょっと待って…うわっ」 茜にいきなり姫抱きにされて寝室に連れ込まれる… 優しくそこにある大きなベッドに寝かされる… 「やぁだ…やだって…茜」

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