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はじまり

そして昼休み 先に茜と権堂がいた 「お待たせ。早かったんだな。そっち」 「あぁ。」 「ゆりちゃん先生だったからね」 「あー。ゆりちゃん先生早いもんね」 ゆりちゃん先生は数学教師。で茜達の担任。五月女 悠里夏。ゆりかだけど男。 ゆりちゃん先生はかなりクールで無駄なことは一切無く授業もかなりわかりやすい 「さぁて。食べよっか」 いつもより多目に作りすぎた弁当を広げる 「さなえすげぇ…かなりうまそう…」 皆が次々に口にして美味しいと笑ってくれるのが嬉しくて笑みがこぼれた 「うまい…」 「よかったぁ…」 「っ…」 「さーなーえー」 「ん?なぁに?うわっ!!何すんの?茜」 何故か茜の足の間に座らされ頬にキスされる 「さなえはここで食べて」 「ちょっと…何で…」 「「はぁ…。」」 それを見た蓮華と権堂は深くため息をついた 「茜…独占欲…強すぎ…」 「さなえが可愛い顔皆に晒すのが悪い」 「晒してねぇよ!離せ」 「やぁだ!だめ!」 「蓮…」 「ナニ?」 「こいついつもこんな?」 「茜?うん。これが平常運転…」 「何か…ぜんっぜん違う…」 「だろうね…こんなイケメンがこんななんて誰が思うかよ…」 「確かに…こいつはいつもクラスじゃ爽やかに笑ってるからな…違いすぎて怖い…」 「だな…」 「はい!さなえ。あーん」 「ちょっと…自分で食べられるよ…二人が見てるからやめて…」 「やぁだ!!」 「お前はガキか!?やめろって」 「おや?君は…権堂くん」

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