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重い朝
「わかった…一週間…頑張る…」
「ほら。ご飯食べて」
「ん。いただきます」
茜がちらちらとこちらを伺いながら食事を採る
拗ねた子供だ…可愛い…
「でもさ…茜…助けてくれてありがとう…じゃ学校行くよ」
「ちょっと待って」
「おはよう!蓮華」
「おはよ…って…茜…お前すごい顔…大丈夫かぁ?」
「今、お仕置き中なの…」
「はぁ?何した?」
「女触った…で朝帰り…」
「あぁ…それは…まぁ…ドンマイ…」
「あ!権堂。おはよー」
「おっ…おう…」
「権堂…ゴンちゃん!」
「は!?」
「だって言いにくい…だからゴンちゃんって呼ぶ!!良いよね?」
「っ…かっ…勝手にしろ…」
「ゴンちゃん!」
「蓮華…俺…寂しい…さなえが…さなえが…権堂なんかにあんな可愛い顔してる…」
「ほらほら。いつもの茜くんはどこかなぁ?ほら。笑って?」
「…笑えねー…」
「何があったの?」
「昨日急遽さなえがバイトになったから帰り迎えに言ったんだけど…女に…ほら。いつも窓際の水槽の近くに座る牛女。にナンパされてて…だから無理矢理さなえから引き剥がして…で肩抱いたままその場から離れて…で…まぁ色々あって今朝に…」
「お前…一晩一緒にいたの?」
「あぁ。まぁ。色々あってね。
…さなえに手を出すやつはどんな手を使ってでも…潰す…」
「潰すって…物騒な…恒くんは大丈夫なの?」
「ん?あいつは可愛いものが単純に好きなだけでさなえとどうこうなりたいなんて思ってないから大丈夫…さなえが可愛い笑顔向けるのはなんか…嫌だけど…」
「成る程ねぇ…それ以外はしてないの?やったとか…」
「ない。気持ち悪い。触りたくもねぇ」
「でその女の肩抱いただけで接触禁止令ね…あいつ…余裕ねぇな…お前相当愛されてんのね」
「嬉しい…けど…やっぱ触れないの寂しい…」
「ま。さなえがきっと我慢できなくなるっしょ」
「あー…しんどい…触りたい…キスしたい…啼かせたい…」
「おーい!!戻ってこーい」
「ちょっと!!二人とも何こそこそ話してるの!置いてくよ」
「あー…権堂と並んでる…近いよ…近すぎる…うーっ…寂しいよー…蓮華…どうにかして…」
「お前も相当だな…」
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