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第1話 ◆◇ この世界における、光族の三性と闇族 ◇◆
※必要に応じて加筆・修正をします。設定は徐々に回収予定です。
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◆地位(現在)
α > β > Ω
◆結婚による地位(現在)
αα > αΩ > ββ > βΩ > ΩΩ
◆血による地位と生まれる子供
光 αα(α) > αΩ(α|Ω) > ββ(β|Ω) > βΩ(β|Ω) > ΩΩ(Ω)
闇 α+α+(α+)/α+α(α+)
◆血の希少性
α > Ω > β
◆アルファ性
◇光族
戦士としての能力に特化しているが、基本能力が高く美貌に優れている者が多い。
"闇"に、唯一対抗出来る存在。"闇"を浴び過ぎると"闇のトライバル"が身体に現れ、意識が混濁して魔人化する。
魔人化中は体内の生命の光魔力が"闇"に食われている状態で、この状態が長く続くと生命の光魔力が無くなり死んでしまう。
結婚はアルファとオメガから選べる。生まれるのはアルファ、オメガ。
アルファは希少種。"強い"ゆえに、αα(α)は最も生まれ辛い。
"番化"は"結婚する"ことと同じ。
運命のオメガ相手に特有のフェロモンを発する。
この"運命のフェロモン"は発情を伴わず、リラックス効果が得られる。
◇闇族
闇族は全員アルファ。 α+(アルファ プラス)
相手は"アルファ"性のみ。望めば、光のαと交わる事が可能だが、闇族は極少数の異端者を除いてそれを強く拒む。
α+の血が濃く、中にはとても高い能力と引き換えに精神や身体に異常を持つ者も居る。
基本的に光のアルファと同じで身体能力や美貌に優れている。
ちなみにαより、α+の方が強い。
また、"太古創世のアルファ"を再現、超越を望む闇族により、"ハイブリット・イリーガル"と呼ばれる闇族とあらゆる魔族を掛け合わせた存在を密かに創り出している秘密結社的なものが存在する。
ただし、この存在は"未完成"であり、黙認されているが闇族の社会の中で地位が大変低く、"奴隷"扱い。闇の奴隷市で稀だが奴隷として買うことが可能。
ハイブリット・イリーガルは闇族の特性と掛け合わせた魔族で多種多様であるが、"獣耳・尾"を有する者が意外と好まれている。
同族からハイブリット・イリーガルに"堕とされる"のは、大変な屈辱を味わうが、望んでなる者も居る。
そしてハイブリット・イリーガルは元は闇族なので、α+α+(α+)である。
運命の番やフェロモンは存在しない。
◆オメガ性
唯一、抗体が体内で生産出来る存在。華奢、可憐なイメージ。魔人化しない。
全ての性種と交わり、子を成せる能力が偏見を生み、地位の認識が低く見られている。
また、身体的能力が低いのもそれを増長させている。
ΩΩ(Ω)は本当に儚げ。身体的能力が最低で死に易いが、代わりにアルファを凌ぐ美貌を得ている者が多い。
ΩΩ(Ω)の成人の個体数は案外少ない。その原因は脆弱さが主で、10歳前に病死する事が多い。
精通を向かえて発情する事が認められた者が、"抗体"を作れるようになる。
個体差はあるが、大体13~17歳位で"精通"や"発情"を経験する。
発情期中の交わりで抗体が作られるので、わざと強制発情薬を飲む事も有る。
発情期間は3~7日ほどで、個体差がある。発情中は高確率で妊娠が可能。
発情期間中に発せられるフェロモンはアルファとベータに効く。
運命のアルファ相手に特有のフェロモンを発する。
この"運命のフェロモン"は発情を伴わず、リラックス効果が得られる。
"運命の番"、"番(運命以外の首筋番化で結ばれた者)"は決まった相手しか治せない。
それ以外"恋人"、"愛人"、は複数可能だが暗黙の了解で、その相手のみ。
そして残る"フリー体"は、"医療行為"として複数に治療行為を行う。
"運命の番"と呼べるのは『αΩ』のみ。
フェロモン以外の他は全て普通の惹かれあった"番"扱い。
結婚は全て。生まれるのは、アルファ、オメガ、ベータ。全て産める。
特徴として、妊娠を経験すると身体が柔らかくなる。
"番化"は"結婚する"ことと同じ。
◆ベータ性
魔人化しない。オメガとは違う"与えられない抗体"を最初から持って生まれる。
能力、容姿は大体が平均的だが、個体差で身体能力が伸びる者もいる。
率先して身体を動かすよりも、研究者やサポート役に向いている。
また、手先が器用な者が多い為、各種職人や気配を消すのや"溶け込む"が上手いので隠密行動にも向いている。
結婚はベータ、オメガ。生まれるのは、ベータ、オメガ。
今は世界の殆どがベータ。
"番化"は"結婚する"ことと同じ。
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