「…大丈夫か？」 「だ、だいじょうぶ…」 「…気持ち悪くなったらちゃんと言えよ」 「うん…」 そんなに心配そうにしてくれるんだ… 「できるだけ時間掛けるけど、我慢出来なかったら悪い。」 「え…？ひゃんっ…！」 な、に…？ 「そこっ…なにっ…」 お尻の穴だよそこ…！ 自分から出たものを塗りたくられて、顔から火が出そうっ… 「ここ解さないと、出来ないだろ…」 「そっ、なのっ？…あっ、舐め！？」 「ん…」 「それはほんとにっ…だめっ、あっ…！」 ぴちゃ、ぴちゃと部屋に響くのはその音だけで、見なくてもどんなことされてるのか分かるのが嫌だ… 「ちょっと柔らかくなったかな…」 「へっ？んあ、指、入ってる…！？」 「…やり方知らねえの…？」 「し、知らないっよぉ、はあっ…あ、んっ…」 「…まだ痛くねえ？」 「痛くは、ない、けどっ…！」 「けど？」 「変な感じ、するっ…ん！」 何回も出し入れされる尋くんの細長い指、ゆっくり、けど着実にそれはどんどん奥まで入ってくる 「なら大丈夫かな…」 そう言われた途端に、中の圧迫感で指が増えたのがわかった。 「はあっ！…あ…うっ…」 「狭いな…ココ、どう？」 「ああっ！…やっ、そこっ！」 何これ、さっきと違うっ 「気持ちいい？」 「ああっん！んっ、はあっ…ん！」 「もう一本増やすぞ」 「やああっ！…すごっ…んうっ、あっ…」 中を押し広げられるような感覚と、何かを集中的にグリグリと潰されるような感覚、どっちも初めてなのに、腰が浮いてしまうのは、尋くんが相手だからなんだろうか 「やっぱこっちだけじゃ無理か」 「ああっ…わかっないよっ、うあっ…はあっ」 「こっちも弄ったらイケるか？」 「いやあっん！ああっ、一緒にっ、されたらっ…！やっ、むりぃっ！ああんっ…！ひろ、くんっ…！」 「イッたな…」 「はあっ…やっ、言わないでよお…」 「良いじゃん、かわいかったし」 「なっ！…もう、やだあ…恥ずかしくてしんじゃう…」 そんな意地悪な顔で笑うとか…心臓痛い… 「まだ残ってんだって。」 「ふぇ？」 「これが最後。」 「へっ！？それ…いれるの？」 「ん。」 「そ、っか…」 「嫌ならやんねえから、そんな顔すんな」 なんでそんな切ない顔するの…？ 君は僕のことを、どう思ってるんだろう 「嫌じゃない…」 「…は？」 「嫌じゃないよ…尋くん…」 君が相手なら、何も怖くないもの。