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第34話 Clover's March 『汚濁の大花 -信仰-』 -2-

市からの帰りの馬車内で"教育"と称して、ワシは早々に少年を犯した。 普段は自分でこんな事はしない。 全て雇っている者に任せて、仕上げる。 森の子は少し特殊……本人の望まぬペニス挿入を禁止しての教育だったが……。 ペニスへの誘導も禁止。玩具の挿入は許可したが、それほど受けさせないまま受ける側から、する側に転向させた。 "こちら"側において、落ちるようで落ちない危うさと、圧倒的な支配感を纏い君臨させる。 森で拾った宝石、アルハームはその美しい硬質な姿こそが最大の価値を生むのだ。 しかし、市で買ったこの少年の価値は、アルハームと真逆だ。 手にする事、触れる事で満足感を得られるのだ。 改めて言うが、ワシはわざわざ商品に手を付けない。自ら何も仕込まないで、他人に任せる。 ……アルハームは口出しはしたが、性的感情としては他と同じ。湧かない物は全く意識する必要が無い。 そんな今までの中で、このマイクロブタの少年に湧いた感情は違う。 鷲掴んで、己で内外を汚したくなった。 ……まぁ、それほど、この少年に独占欲が生まれ、強く欲情……したのだ。 猫獣人の指の攻めと薬の弛緩効果で、アナルの準備がある程度出来ているのは分かっている。 意識が無く馬車に運んでもらって扉を閉めカーテンを引いて、密かに少し解れ具合を指で確認した。 触れて確信したが、このアナルはまだ"男"を知らない。 その事実に身体が熱く震え、この年でありえないくらいペニスが昂った。 柔く白い開いた脚の中央に、荒い扱いを受けて少し赤く染まった小さな初々しいアナル……。 まだ主に排泄する行為しか知らない、少年の不浄だが清い無垢な場所。 ワシは自分の唾液を垂らして、"くちくち"と指を浅く出し入れして潤ませる事にした。 入り口は"ちゅぅ"と吸うように窄まるが、そこを越えると内部は侵入してくる物を排除する様に蠢く。 節くれだった指に吸い付きと懸命な排出を受ける度に、既に外気に晒している自身のペニスに熱が集中して先走りが溢れ出て、興奮して痛くなってきた。 外に押し出そうとするそこを抉じ開け、真逆の力でねじ伏せてやりたいという衝動が湧いてきた。 そんな事を考えながら幾度か指で内部に侵入し、結局その指を舌で舐めてから少年のアナルに舌を浅く挿し入れた。 「ハッ、ハッ……」とした犬獣人特有の呼吸をさせ、閉じている窄まりを無理矢理に舌の太さまで広げる。 侵入してきた舌の動きに腰が無意識に揺らめき、目の前の少年のペニスが育ち始めて色濃くなる……。 それを見て舌を窄まりから抜き、ベロベロとアナル表面の皺伸ばして舐め擦ると、"ヒクンヒクン"と小さく跳ね動く小さな身体が愛おしくて堪らなくなってきた。 舐めながら口ひげでアナル周りをサワサワと撫でる様にしてやると、急に腰を上げて、起ち上がっているペニスの先端から"ぴゅ! ぴゅ!"と透明な汁が元気良く飛び出してきた。 汁を飛ばしながら「はぅ……はぁ……ン……!」ともどかしい声を発し、腰をカクカクと動かす。 一瞬、起きたかと思ったが、やがて少年は少し息が上がり艶っぽく呼吸を繰り返すだけで、覚醒まではきてない様だ。 ワシは少年の汁が出たばかりのペニスに吸い付き、"じゅるじゅる"と吸出し、窪みを舌先で無茶苦茶に舐めまわした。 そうすると少年は腰を少し上下左右にくゆらせ、呼吸を荒くし、僅かに開いた唇の端から涎を流し始めた。 ワシはそんな彼の無意識の痴態に、自身の猛るペニスから先走りが先程から止まらない……。 大好物を前にして、お預けをくらっている気分だ。 老いたペニスを勃起させ、情けないほど涎を垂らして眠る少年のペニスとアナルを熱心に舐めまくる……。 そして一向に少年が決定的に起きない様に、あの会場での薬の影響が強いのかと考えが至った。 そして暫らく全く飽きる事無くペニスやアナルを舐め続け、散々局部を堪能してる時にやっと閉じた目蓋がピクピクしだした。 意識が戻りそうな気配に、少々残念に思いながらワシはペニスと柔らかくなってきたアナルを舐め吸うのを止めた。 ポケットからノリの利いたハンカチを取り出し、彼の口の元の涎を拭い、少年のワシの唾液に濡れたアナルと先走りがトロトロと零れているペニス先端を丁寧に拭い、自分の口元も拭いてからハンカチを仕舞い、脚を閉じさせた。 ワシは彼の隣りに何食わぬ顔で座り、その小さな身体をもたれ掛けさせ、穏やかに話し掛けるその時を待った。 やがて少年の意識が戻り、薄く開かれた目蓋から潤んだ黒い瞳を見た時、ワシの中の自制の鎖が粉々に弾けた。 ……脚を閉じさせるなど、無駄な足掻きだったのだ。

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