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ホットミルクに蜂蜜 14話

お し お き ? この4文字が碧の頭の上にぴょこんと乗っかる。 「お仕置きって?」 「明日の楽しみだ」 碧の質問にニヤリと笑ってそう答える西島。 お仕置きの中身は教えてはくれなさそうだ。 碧なりに考えてみた。 そして、出た答えは、 ピーマンの肉詰め! だって、ちひろさんが作るって! 絶対にそうだ! 碧は悩む。 た、食べれない……でも、僕が悪いんだもん。お仕置きされても仕方ないよね? うん、僕……頑張る! 「は、はい!僕、お仕置き頑張ります」 意気込んでそんな決意表明をする碧は声を出して笑いたくなるくらいに可愛い! 「じゃあ、明日頑張ってもらおうかな?」 と碧の身体を引き寄せ、 「おやすみ」 額に軽くキスをした。 チュッと小さなリップ音に碧は顔がにやけてきそうで西島の胸に顔を埋めた。 そして、西島も碧をギュッと抱きしめて眠りにつく。 ◆◆◆◆ あーもう、アホらし! 諭吉はベッドを見上げて呟く。 同じベッドに寝てそんだけかい!ヘタレ王子め! そう諭吉に思われているなんて西島は知らない。 今日は仕方なかたい、まあ、明日もあるし、 諭吉はベッドへジャンプし、ベッドの隅っこで丸くなる。 ◆◆◆◆◆◆ 朝、いつものように慌ただしく仕事へ行く準備をする碧と西島。 諭吉にご飯を食べさせながら、 「諭吉、僕ねちひろさんと付き合うんだよ。凄いでしょ?」 と報告をする碧。 「でもね、大事な所で鼻血だしちゃって………僕、今夜はお仕置きされるの……きっと、ピーマンの肉詰めだよ」 フーとため息。 お仕置きだから仕方ないけどピーマンの肉詰めの事を考えると憂鬱になる。 「碧、そろそろ出るぞ!」 西島の声。 「はーい。じゃあ、諭吉、イイコにしててね」 碧は諭吉の頭を撫でると立ち上がる。 お仕置き? 諭吉はフフフッと笑う。 碧め、付合う者同士がするお仕置きはエッチな事ばい………ニッシーめ、ようやく本気出してきたか? こりゃ、楽しみばい。 諭吉はトテトテと軽い足音をさせて玄関へ向かう。 仲良く出勤する2人にニャーと鳴いて見送る。 「諭吉いってきます!」 手をふる碧。 「諭吉、悪さするなよ」 と声をかける西島の足元に擦り寄り、 「ニッシー、マグロば買うてきてな」 と催促。 「イイコにしてたらな」 頭を撫で碧と玄関を出た。 諭吉はフフフッフフフッと笑いが止まらなかった。 ◆◆◆◆◆ 会社に着くと碧の携帯がバイブしだす。 着信。 あれ?っと表示を見ると夏からだ。 今朝、一番に夏にメールで西島と付き合う事になったと報告したのだ。 それをみた夏が電話かけてきたようだ。 「どうした?」 側にいた西島から聞かれ、 「お姉……あ、姉からです」 「出ないのか?何か用事じゃ?」 「は、はい!出ます。先に行ってて下さい」 西島に聞かれてもいいけど恥ずかしい。 「分かった……荷物は貸しなさい持って行ってあげるから」 勿論、遠慮する碧だが、西島は半端無理矢理鞄を取り上げオフィスに向かった。 碧はソッコーでトイレの個室に。 電話に出て、碧がモシモシと言う前に、 「碧ちゃんー、おめでとう!」 と勢いよく叫ぶ夏。 凄くテンションが高い。 夏も喜んでくれていると分かる。 「あ、ありがとう夏姉ちゃん」 凄く照れる。 「時間大丈夫?」 「うん、少しなら」 「ねえ、部長からどんな風に好きって言われたの?」 ワクワクした夏の声。

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