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第1話

「果てより捧ぐ」 愛しい人の脚を持ち指先にそっと口付ける、偽りの無い忠義の証。 何を言われても止められない、止めたくもない。 欲しいだけの悦を与えたい、嗤ってみせて。俺の望みはソレに生きることだけだから。 いつでもわがまま言ってよ。俺が何だって叶えてあげる。 息なんて出来ない、ずっと溺れてる貴方の中。 ――手・足SSクイズより 「曹操×人質孫権(創作キャラ)」 或る日のこと、孫権は人質として曹操の下へと連れて行かれた。 一体何をされるのか。見当もつかない事に恐れを抱く。 だが曹操は丁重にもてなし、時には頭を撫で甘やかす。なんとも予想外の優しさと愛情を与えられていた。 そうして居心地の良さを感じる孫権は、今日もまた曹操に寄り掛かるのだった。 ――手・足SSクイズより第一正解者からのリクエスト作品 「玉座の脚」 玉座に座るあの人の脚に凭れる。たまに貰う口付けは気まぐれで、俺の「餌」だった。 いつもいつでも微笑んで、名前を呼ばれようものなら頭の中はたちまち空白となった。 何でも良い、何をしたらいいの、何だってしてあげたい。こんな奴で許されるのなら。 いつまで側に居ていいの。答えなど無かった。 ――手・足SSクイズより第二正解者への捧げ物 「指先から始めましょう」 「お前が俺を充してくれるのだろう?」 随分なことを。真正面の寝台に座る王は快楽が欲しいと俺を困らせる。 「仰せのままに。」 平生のごとく即座に従う、どんな要求だって断ったことは無い。 あの瞳に惚れてしまった、そんな己も大概か。 然らば、まずは主の手を取り口付けの一つでもしてみようか。 ――手・足SSクイズより第三正解者からのリクエスト作品

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