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オフィス(溺愛、王道、喘ぎ多)
時計の針はもう11時を回っている。
こんな時間まで残業させておいて、何が『NO残業目指しましょう』だ。
本当に残業させたくないなら、社員増やして一人一人の仕事量減らせよ。
無能な上司は解雇!
優秀なやつ上に置けばスムーズに仕事も進むってことに気づけよバーカ。
「何?そんなに他のこと考えないと気をやっちゃいそうなほど悦いの?」
「ふぁぁぁっ!」
なんで、バレた。
せっかく時計を見て意識を反らしていたのに、ケツに突っ込まれた塊が奥の奥まで抉ってくる。
パチュン!パチュン!と耳を塞ぎたくなるような音を響かせながら、田処先輩のデカマラに犯される。
「っしょっと」
「うぁん!」
ガタイの良い田処先輩。
標準体型の俺を軽々と抱き上げると、駅弁スタイルでガツガツと突き上げてきた。
「あん!あん!あ、うぁん!!」
「はっ、はっ、はっ、」
先輩の荒い息が耳にかかる。
抱えあげられて落ちないようにしがみついた逞しい身体。
汗ばんだ首筋からは男らしい香りが立ち上ぼり鼻を擽った。
「せ、んぱい···あ、あん!ちょ、激し···あん!」
あられもなく高い声を撒き散らし、ここが会社であることも忘れて快楽を追う。
「んー、聞こえない···よ!」
「うぁぁぁん····!」
バチュン···!!と一際強く突き上げられ、俺のチンポから白濁が飛び散った。
ビシャッと先輩のYシャツを濡らしたそれ。
最近お互い忙しくてご無沙汰、自分でも処理してなかったから···ハッキリ言ってかなり濃い。
「久しぶりなのにケツだけでイけちゃったねぇ、葉山」
「んぁ、···誰のせい、だと···ふっ、」
突き上げは止まったもののユッサユッサと身体は揺らされ、イッたばかりの身体に新たな快感を送り込んでくる。
田処先輩とこんな関係になってから、自分の身体じゃ無いんじゃないかって思うくらい敏感になった。
乳首を(べちゃべちゃに)舐められ
チンポを(グチャグチャに)扱かれ
ケツ穴を(ガバガバになるほど)ほじられる
おかげで、バカみたいにデカい先輩のもんで突き上げられることに女みたいなイき方するようになった。
「俺のせい···ってか、天性の淫乱なんだよ。葉山が。」
キラキラとした笑顔でそんなことをサラッと言うから。
「痛い痛い痛い痛い痛い!!」
思いっきり、筋肉で張った肩を噛んでやった。
「ほんと猫みたいなヤツだよなぁ、お前」
「にゃー···」
そう言って肩を擦る先輩にスリスリと甘えて見せる。
25にもなった成人男子が猫真似して甘えるとか、きっしょ···
そう思うのに、先輩は可愛い可愛いと笑いながら大きな口でキスをしてくれる。
たぶん感性がおかしいのだ。
「ん···ちゅ、先輩···」
滑り込んできた分厚い舌を、自分のそれで迎える。
舌の根を舐められ、上顎を擽られ、音をたてて吸われ···口の端から溢れる唾液も飲み込むように何度も角度を変えて重なってくる唇に、まだチンポが挿入ったままのケツがキュンキュンと締まった。
きもちー···先輩の熱も、口も、デカマラも、逞しい腕も···なんもかんもが気持ちいい。
キスに夢中になっているとギュッと強く抱き締められる。
硬い腹筋にチンポが擦れ、そこがまた硬さを取り戻していることに他人事のように感心した。
「チュッ···いいこ、捕まってろよ?」
トロットロに溶けているのであろう俺を目を細めて見つめると、冷たい床の上に下ろされた。
あ、でもちゃんとスーツのジャケット敷いてくれてる。
武骨に見えて、実は気配りできんだよなぁ···この人。
なーんてことを考えられたのも束の間。
「あっ、ひゃあぁぁん!あ、あ、あん··!!」
「ふっ、葉山···!!」
おもっくそ腰を持ち上げられたかと思うと、真上からガッツガツと攻め立てられた。
激しいなんてもんじゃない。
殺されるんじゃないかって勢いの腰使い。
バチュン、バチュン、バチュン···!!
蛍光灯が眩しいオフィスの中、先輩の厚い腰と俺の尻がぶつかる音が鳴り響く。
ヌルヌルでグチャグチャの穴を激しく行き来するそれは、内蔵を引っ張り出そうとしてるんじゃないだろうか。
「あ、あ、あ、ふぁっ···!」
震える手を伸ばして、床に着かれた先輩の腕を握った。
あまりの激しさに爪を立ててしまうのに、田処先輩の動きは全く衰えない。
「は、やま···苦しいか?くっ···」
はぁはぁと吐息混じりに聞いてくる低い声。
眉を寄せながらそんなことを言わないで欲しい。
そんな壮絶に色っぽい顔見せられたら···
「あ、ダメ···くる···!!」
2回目の絶頂。
背筋を駆け上って、一気に飛び降りるかのような感覚。
「あ、ぁ····!!!」
悲鳴にも似た極まった喘ぎが喉から漏れる。
ピクピクと震える俺のチンポが放った精液は、勢いのままに顔にまで飛んできた。
グリュン···!
「うぁん!?」
抉るように回される腰に目の前がチカチカとする。
「や、まって、イッてる···!イッてるからぁ···!!」
「まて、るか···エッロい顔しやがって···はっ、」
絶頂の余韻を楽しむ間もなく突き上げが再開された。
先輩も絶頂が近いのだろう、ビキビキに硬く膨らんだマラがグチャグチャに内壁をかき混ぜ、ラストスパートをかけてくる。
「はっ、はっ、、、も、出すぞ···!」
「····んっ、あ、あ···ンンッ····!!!」
身体を倒して覆い被さってくる先輩を強く抱き締める。
硬い腰に足を絡め離さないとばかりにしがみつけば、同じように逞しい腕が抱き込んでくれた。
「·······くっ!!!」
息を詰めると同時に腰の動きが止まる。
中に感じる熱い塊がビクビクと震え、ジワリと濡れた感覚が広がっていく。
まるで馴染ませるように腰を回す先輩に愛しさが募る。
感じ入った身体が勝手に先輩のチンポを締め付けているのが可笑しい。
「はっ、あぁぁ····」
吐息とともに漏れる喘ぎは、自分でも分かるくらい甘くて。
「その声、またクるからあんまり出すな。」
「え?あ、うん···」
額を合わせて困ったように呟く先輩。
言ってる意味は分かるけど···
「だって、気持ちいいー···」
「ん···だな。」
抱きついたまま呟いた台詞に先輩はクスクスと笑って、またキスをしてくれる。
忙しくて、
残業ばっかりで、
上司はむかつくし、
顧客はワガママだし、
お局様が煩い会社だけど。
「もう1回するか?」
「やだ、俺腹へった。」
この人がいるから、俺は明日も頑張れる。
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