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第86話

もう一度、大事なことなので確認するけど、かなちゃんは俺の腰に脚を回し俺に抱えられた状態で腰をもじもじさせながら俺にちんこを擦り付けている。 清楚な見た目を裏切って欲望に従順。俺からすれば最高にエロ可愛くて、かなちゃんバンザイ!!な状態だ。 キスももどかしい腰使いも、全然止まらない。 俺はキスを繰り返し、抱いていたかなちゃんをゆっくり床へ仰向けにして下ろした。 そのままかなちゃんに覆いかぶさり、耳元で囁いた。 「かなちゃん、脱がせていい?」 「うん……」 まな板の鯉状態で、かなちゃんは俺に脱がされるのを待っている。 「啓太、進学おめでとう。順番が逆になっちゃってごめんな」 かなちゃんが着ていたロンTの裾をピンクの乳首が見えるまでぺろんと捲り上げて笑って言った。 「かなちゃん……」 おめでとうの言葉にかなちゃんのピンちく!!なんてご褒美!!! ある意味感動で涙がこぼれそうだ。 「これから一緒に暮らせるね。よろしくね、啓太」 そうなのだ。 俺は今日この日からかなちゃんの部屋へ同居し、明後日よりここから料理専門学校へと通うことが決まっている。 「うん。一人増えて部屋狭くしちゃってごめんね。かなちゃん、これからよろしくお願いします」 「ううん、来てくれて嬉しい。一人暮らしはやっぱり寂しいもんな」 やっぱりかなちゃん寂しかったんだ。 「俺さ、料理学校で覚えた料理をかなちゃんに一番に食べてほしいんだ。一緒に美味いものたくさん食べような、かなちゃん」 「うん」 俺がにっと笑うとかなちゃんもにこっと笑う。 めちゃくちゃ幸せだ。じーんと胸を震わせて天使のかなちゃんをじっと見詰めた。 するとかなちゃんは何かを思い出したように、「あ」と声を上げ、乳首丸出しの上体を少し持ち上げた。 「どうしたの?」 「あ、その……、啓太に見せたいものがあって」 「ん?何?」 それは今じゃなきゃいけないものなのか?これから感動の再会エッチするんじゃないの!? 俺の欲に塗れた視線とかなちゃんの透き通った視線が一瞬交わり、かなちゃんはすぐにクローゼットへ目を走らせた。 「あのね、俺、お尻を……その、広げるために……」 「え?お尻を広げる?」 え?なんだなんだ?まさか、お尻拡張イベントを一人でやってしまったのだろうか……? 「えっと引かないでね」 「……うん?」 かなちゃんが急にしどろもどろになり、頬の赤みが増し、みるみるうちに耳まで真っ赤になってしまった。 「買うのは恥ずかしいし、通販する勇気もなくて……自分でバイブを作ってみたんだけど、クローゼットの中にしまってあって……」 「え?」 作った?バイブを?どういうこと? 「えーっと……啓太のを入れる前に、その、もう一回お尻を広げておきたいから、取ってきてもいい?」

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