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第94話
「うん……」
かなちゃんが四つん這いのまま体の向きを変えた。
俺に白いマシュマロ尻を向け、躊躇いがちに膝を左右に開く。
かなちゃんのは床についていた両手で自分の尻朶を掴み、そこも左右にかぱっと広げて見せた。
「これで……い?」
「………!!!!!!」
はうっっっ!!!
頭が沸騰し、プシューッとショートした電化製品みたいに煙が出そうだった。
赤く色づく窄まりが、ひくんひくんと開閉している。
これは、期待してるってことでいいんですよね!?
俺は床に投げ捨てたワセリンを再び手にし、にゅるっと指で掬いあげた。
「指、入れるね」
「う、うん……」
「力抜いて」
そう言いながら俺は膝立ちしたままかなちゃんの尻に手を添えて、ワセリンをたっぷりと湛えた中指を、ぱくぱくしている窄まりへと挿入した。
「あっ、やぁっ……」
「わ、せまっ……温かくて、きゅうきゅうしてる……」
埋め込んだ中指が少し馴染むのを待って、指の腹で内壁を優しく擦る。
「んっ、ふ……、は、ぁ」
かなちゃんの息が荒くなった。気持ちいいのかな?
かなちゃんの尻に俺の指が入っている。視覚的にはめちゃくちゃエロくて、俺も既に息が荒く、ただのエロ親父みたいになっていやしないだろうか。
「動かすね」
「ひゃんっ、あっ……、あっ」
指を抜き差しし、ずるっと引き抜くときにかなちゃんが甘い声を上げる。
抜かれる感覚が好きなのかな?
「かなちゃんのここ、柔らかいね。もう一本指増やしていい?」
「んっ、んっ」
ちっちゃく喘ぐかなちゃんが可愛くて目が離せない。
俺の問いに答える余裕がないのかかなちゃんから返事がない。
痛がってはいないようだし、指を増やすことにしよう。
中指だけだったところ、人差し指も一緒に重ね、かなちゃんの尻に挿入した。
「あぁっ……っ」
少し苦し気?
かなちゃんの声がさっきよりも少し大きい。
しかしもっと慣らさないと。俺のが凶器となってかなちゃんを傷つけるようなことがあれば、俺はショックでインポになってしまいそうだ。
背を反るようにして四つん這いになるかなちゃんのちんこをちらりと確認した。
さっきイったばかりだからなのか、それとも尻からの刺激でそういう気分にならないからなのか、かなちゃんのちんこはふにゃっとしたままだ。
「苦しくない?動かすね」
尻を慣らすという行為が未知過ぎて、どうしたらいいのかわからないけど、取りあえず挿入した指を中で開いたり閉じたり、くるくると混ぜるようにして内壁を擦る。
指を曲げたまま手前の方へと指を移動させると、コリッとした箇所を発見した。
「あぁっ、やんっ、やっ……!」
かなちゃんの声が分かり易く、めちゃくちゃエロ可愛く変化した。
あ……!これがもしや噂の前立腺!!!
そうと気付けばそこを攻める他ない。
俺の指は何度も何度もそこを優しく擦る。
「あんっ、んっ、やっ、そこ……へんっ……けぇた」
「変?気持ちいいんでしょ?かなちゃん。ちゃんと気持ちいいって言ってごらん?」
トントンと軽く指を当てるようにしていると、かなちゃんの腰が揺れ始めた。
かなちゃんの尻から抜き差しされる指と尻孔をじっと見て、腰の動きに合わせて揺れるタマを見て、ちんこを確認する。
すると、かなちゃんのそこがゆるゆるとまた上を向き始め兆しをみせる。
「ん、あ、あぁん……っ、またちんちん大きくなるうっ!お尻、きもちいよぉっ、けいた……、きもちいっ」
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