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第83話 その少年、ゲスにつき

「小銭貸してよ」と見知らぬ少年に言われ、何故か素直に財布を出した僕。 でも万札しかないと分かると「じゃメシでも奢って」と言い、歩き出した彼の後を、何故かついていってしまった僕。 あの日から彼は 当然の顔で僕の家に居座り、 僕の金でゲームに課金し、 僕の服を勝手に着て、 僕の手を握って眠る。 ----------------------------------- #140字SSお題メーカー腐 #SS名刺メーカー

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