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第1話 指輪のゆくえ

 彼からのプレゼントは金の鎖。僕は指輪を外し、それに通す。指が痩せて落としそうになるから、ペンダントにしたかった。僕がベッドの上で体の向きを変え、彼にうなじを見せると、金具を留めてくれた。  指輪は今、彼の指輪と一緒に、彼の首元で光っている。  僕はそれを、空から見ている。 ----------------------------------- #140字SSお題メーカー腐 #SS名刺メーカー

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