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第2話 拳で語る恋心

奴の顔すれすれの壁にめりこんだ俺の拳。 「これが返事か?」 「ざけんな」 「嫌だったらいつもみてぇに殴れっつったろ?」 「殴れっかよ」 「だから、OKってことなんだろ?」 「るせえ」 一分前、ずっと惚れてた奴に好きだと言われた。嫌なら殴れと言われた。 で、なんで俺が泣いてんだよ、畜生。 ----------------------------------- #140字SSお題メーカー腐 #SS名刺メーカー

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