8 / 157
第8話 もう泣かせない
あの日、君が女の子といるのを見た。
君にはあんな子が似合うと思ってしまって、だから、さよならを告げた。
君は泣いてくれて、でも、いつかこの決断が正しいと分かるだろうと思った。
君の連絡先が消せないまま時が過ぎて、何故いま君はここにいるんだろう。
もう泣かせないと言うのは、僕の筈だった。
-----------------------------------
#140字SSお題メーカー腐
#SS名刺メーカー
ともだちにシェアしよう!
fujossyは18歳以上の方を対象とした、無料のBL作品投稿サイトです。
8 / 157
ともだちにシェアしよう!