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両親おまけ 小動物ちゃん

「……母さん…」 「おかえりなさい猛?」 猛の首にきれいな女の人が腕をまわしてニコニコと笑っている 真っ赤ででも丈が短くて背中とおっぱいのところが大きく開いたぺらぺらのワンピース?みたいのを着た金髪の女の人だった ち…痴女だ…!! ボン!!ッキュ!!ボン!!だ!! ちなみに『痴女』って言う単語は銀に教えてもらった 「……母さん…仕事は?」 「ふふー♥臨時でお休み貰っちゃったぁー♥なんかお店の電気系が壊れて修理にちょっとだけ時間がかかるんだってー」 「…そう」 猛がチラッとこっちを見た それと一緒に痴女もこっちを見る そこでやっとおれに気付いたって感じだった 目…目があった…!! 痴女はしばらくおれをじーっと眺めてちょっとしたら目がキラキラと輝きだした そしていきなりがばっとおれを抱き締めた むにょぉんって痴女のおっぱいに顔が埋まって苦しい 「やぁ~ん!!なにこれかわいい~♥」 「く、くるしい…」 「せ、せんぱ…母さん!!」 「かわい~♥ちっちゃぁ~い♥プニプニしてる~♥小動物みたぁい♥」 「か、母さん…」 ぐいんぐいんっと痴女に抱き締められたまま振り回される く、くるしい…!! じたばたするけど痴女は離してくれない しばらくして猛がおれを痴女から取りあげてくれるまでおれはそのままだった 猛が背中側におれをおんぶするみたいに隠してくれる し…死ぬかと思った… 「あぁ~ん、猛ばっかり小動物ちゃん抱っこしてズルいわよぅ!!」 「か、母さん……この人、先輩で…」 「小動物ちゃぁ~ん」 慌てて猛にしがみ付いてはぁはぁと息を整える その間も痴女はやだやだぁ~って猛にわがまま言って子供みたいだった 「……おい…どうした……猛か…」 「と、父さん…!?」 「ぱぱも今日偶々お休みだったの、ぱぱ~猛が小動物ちゃん連れてきたのよ~?」 「……動物?」 「や、動物じゃなくて…」 ひょこっと猛の肩越しに向こうを除く 『あぁん、小動物ちゃん!!』ってはしゃぐ痴女とその向こうに厳つい男の人が見えた ……?…猛みたい…?

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