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流される

なんだかんだ言って俺は銀の事が……その…好き…だ…けど… ……………改めて考えるのも恥ずかしい… でも…銀はどうなんだろう… 健斗たちと話してる銀に目をやる 「…なに?」 「……や、なんでもない…」 目が合ってしまって逸らす 「なに?どしたん?」 「なんでもないって、こっち来んなよ…」 「だってまなにげるんやもん」 「お前がこっち来るからだろ!!」 校舎の壁に背中があたってもう後ろに下がれない 銀がそのまま俺の上にくる くっそ…うかつに目も合わせられない 「っな、や、やめろよ!!」 「まなが物欲しそうな顔しとるからやろ?」 「してねえよ!!健斗と猛いんだろ!!」 健斗は興味深々でこっちを見てるし猛は顔赤くして逸らしちゃってる …や、ヤバいだろ… 「まな見られてるって思ったほうが感度高いやん」 「そ、そう言う問題じゃねぇよ!!いいかげんに…んぅ!?」 あっという間に抵抗してた手を押さえられてキスされる 「んーっ!!んぅ!!!」 「まな、口開けて、舌入らん」 入らないようにしてんだよ!!! 健斗めっちゃ見てるし、見んなバカ!! 猛も止めてくれよ 「…んぁ!?ひぁッ!!」 必死に唇を引き結んで舌の侵入を拒んでいたらシャツの上から乳首を押された 思わず声が出て口が開く 「…開いた」 「ふぁ…や…めろ、ってばぁ…」 口内を犯されてドンドン体から力が抜けていく 銀のシャツにしがみついて体を支えることしかできない ヤバい抵抗しないといけないのにまた流される… 銀が調子に乗って服の中にまで手を入れてくる あ…勃ちそう 「っや…銀、やだ!!」 「…でもまなもう乳首勃ってる…」 「ちが、あ…っひ…」 「コリコリ…」 「…っや、っも、やだぁ…」 外だし、健斗たちいるのに 舌を絡められて、唇吸われて、乳首捏ねられてわけわかんなくなってくる だめだ…このままだとホント健斗たちの前でヤられるとか言うことになりかねない 「ぎ、ん!!…む、むり!!今は無理!!ほんとダメ!!」 残った理性をかき集めて銀の胸を叩いて言う もう猛とかプルプル震えながら健斗抱き寄せて健斗の目、手で覆ってるし 銀の動きがピタッと止まる 「……ぎ、銀?」 「…今じゃなかったらええんや?」 「!?」 「まな今日うち来い」 「っや、やだ!!」 「だめ」 「やだ!!まだ腰痛いし」 「そんなのオレ知らんし、痛いついでに」 「痛いついでってなんだよ!!」 あぁ…また流される……

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