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原因
放課後…逃げれるはずもなく俺は強制的に銀の家に連れてこられた
たまたま今日は健斗が猛の家に行くからって電車が一緒だったのが幸いだった…
でも案の定家に入ってすぐ玄関に押し倒される
さすがに今日も玄関はまずい…俺の腰が死ぬ…と判断した俺は逃げに逃げなんとかベットへ誘導できた
でも結局は俺だ…また流されるままヤってしまった…
別にヤるのは良いんだけどまた意識がはっきりしないとこまで上り詰めさせられる
すぐ快感に流される自分の体が浅ましくて嫌になる…
「…ひぁ…ぅ…やぁ、ぎ、ん…」
「イきそ?ええで」
「ひゃぁあぁああぁあああん!!」
勢いよく白濁を吐き出して果てる
銀はホント絶倫すぎる…
銀の唇が降ってくる
何となく幸せな気分になる
「…んぅ…ぎ、ん…?」
「んー?」
「………好き…」
「…ん」
……………まただ…
銀はいつも俺に好きだとは言ってくれない
そもそも健斗たちみたいにしっかり付き合ってる形があるわけでも無い
極端な話俺が勝手に好きだって言っただけだ…
ちょっと不安になる、でも睡魔に勝てなくて、疲れて、体が重くて、そのまま眠ってしまった
次起きた時銀はベットにいなかった
のろのろと起き上がって服を着る
毎回銀の服を借りるけどまいどまいど手足がちょっと長くて腹が立つ
そのままリビングに入ると銀はソファでテレビを見ていた
「……………」
「おーまな、おはよ」
毎回銀とヤった後はめちゃめちゃ体がダルい
「こっち来て座っとき、今飲み物持って来たるわ」
「………」
声を出すのも辛くて頷いて返事をして銀と入れ違いにソファに座った
あー…体だっるい…おっもい…
ソファの肘掛けにグテッと体を預ける
2日連続だからな~さすがにきつい
「はい、なんか食う?」
「……いい…」
貰ったコップで水を飲みながら返事する
今は何か食べるって気分でも無い
「………」
「フフフ、まーな?」
「……?」
銀が俺の手からコップを取って机に置き俺を後ろから抱きこむようにして座る
うなじに顔を埋めている
「………なに?」
「まなの匂いがする…」
「…ひぁ!!っわ!!…」
銀が首筋を吸って服の中に手を入れてきた
くっそ…朝から盛ってんじゃねぇよ!!
「っわ!!バカやめろよ!!盛んな!!」
「ムリ」
ドンドン銀の責めが激しくなってくる
ヤバい…また流される、ダメだ
「っや、やめろよ!!」
「いてっ!!」
焦って銀を突き飛ばしてしまった
銀がソファからずり落ちてしまってる
「…あ、ごめ…」
「…てて…ええやん、明日休みやし、まなオレのこと好きなんやろ?」
その言い方にカチンときた
いつも自分は好きなんて言わないくせに!!なんだよそれ!!
俺だけみたいな言い方…
「別に好きじゃない!!」
「その割には毎回オレの下でヨガり狂っとるけど?」
「っ!!ヨガってない!!…き、嫌い!!銀なんて大嫌い!!」
「……………」
あ、言い過ぎた…?
ハッとして顔を上げると銀はいつかみたいに怒ってた
さすがにまずい…嫌いは言い過ぎた…
「…ふ~ん…でもまな、そんな大っ嫌いなオレにヤられて、あーんなにひゃんひゃんえっろい声で誘って、前もうしろもとろっとろにして、あんなきもちよさそーによだれたらして、あーんなにえっちく腰揺らしてたんや?」
「…や、あの、ぎん…」
「淫乱」
カチン
人が珍しく素直に謝ろうとしてんのに!!
こっちは生活に支障をきたすレベルで腰痛めてんのに!!なんだよ!!
罪悪感で収まってた怒りが再燃する
「ッな!!い、淫乱って…淫乱はそっちじゃん!!毎回めちゃくちゃやりやがって…
気持ち良くなんてないし!!へたくそ!!絶倫!!」
「…………」
「大っ嫌い!!もう銀なんて知らない!!」
その場の空気に耐えられなくなって俺はそのまま銀の家を飛び出した
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