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やっぱり優しくない…

「…ここでご褒美頂戴?」 「…はぁ!?」 「だから今ここでご褒美頂戴って」 「っえ、や、銀、まっ…ッ~~~~~~」 抵抗する前に口を覆われて喋れなくなった 息もできなくて苦しくてんーんー唸った 解放されて思いっきり空気を吸う 「っはぁ…はぁ…ま、だ…さっかーあんだろ…」 「…何言っとるん?まなもしかしてその足でサッカー出るつもりなん?」 「…だって……」 「ダメ」 「…………」 「ダメやで」 銀が額を合わせて俺に言い聞かせるように繰り返す 目は合わせられなかった 「………まな?」 「…出たい…」 「ダメやって」 「でも…」 「でもやない、まなが一番よくわかっとるやろ?」 「………」 銀の言う通りだった 今出てもうまく走れる自信もボールを蹴れる自信もなかった でも練習したのに出れないのは悔やまれた 自分で言うのもなんだけど俺はそれなり戦力になってたと思う なんだか悔しくてきゅっと唇を噛んだ 「大丈夫やって、ベンチの奴らやっているんやろ?先輩たち頑張ってくれるって」 「……わかった…」 銀が頭を撫でてくれた ……今日やっぱり銀優しい… 残念だったけど仕方ない… 銀の言う通りだし素直に諦めることにした 「…じゃ、ここで、いま、ご褒美貰てもええよな!!」 「!?」 驚いてる隙にもう銀は俺の唇を食らって抵抗の言葉を言えないようにしてスカートの中のスパッツの上からやっと萎んだソレを握った 今日何回勃たせられて萎えてを繰り返したんだろう… またすぐにものは硬くなった …やっぱり優しくない… 「んぅ!?ん!!んむぅ!!!…っ!!」 銀の胸を叩いて足をじたばたさせて抵抗したけど足がズキンッと痛みが走って涙が出た 銀のシャツを握ってギュッと目をつぶる すると目の端に伝う涙を銀がちゅっと吸った 「まな、足は動かしたらダメやで?危ない」 そう言ってベットに足を上げさせられた まだ銀はスパッツの上からものの形を辿っている

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