飯を食って風呂に入った八神は、何故だかカチコチに固まっている。何でだ？この後することは…まあ、あんなことだけど、いつもはそんなになってないのに。と、不思議に思う。 「なあ、おい」 「えっ、あ、何？」 「今日は趣向変えてみるか」 「…何、何するん！」 「何してほしい。なんかお前すげえ緊張してるみたいだし…」 そう言うと俺にささっと近づいて両手を差し出した。 「縛って！」 「……縛るのか」 「目隠しして！」 「…お前、何考えてんの」 自ら目隠しと拘束を願うなんてよっぽどのマゾなんじゃねえの。なんて事を思いながら言い出しっぺは俺だし、とベッドに連れて行き目隠しと、手をベッドヘッドに繋げ拘束した。 「わ、やばい、すごいドキドキする…」 「だろうな」 「あ、っ、あ、み…見えてへんから、触られると、びっくりすんなぁ、これ」 「びっくり…っていうか、敏感になってるんだろ、ほら」 「…ひ、っ！」 太ももを軽く撫でただけでビクビクと震えた琴音。これは面白い。噛み付くみたいなキスをして、服の裾から手を差し入れ胸に触れるといつも以上に感じてるようで、俺の口の中に琴音の声がこもる。 「ふっ、ぁ…や、あかん、これ、な、やっぱり…目隠し、外してっ」 「だめだ」 「ひっい、やっ、ぁあ！！」 乳首をキュッと摘むと背中を反らしてまるでもっと、と言うように胸を張る。 「こわ、怖いってぇ…俺、おかしなる、からっ」 「別に、なればいいだろ。俺しか見てねえんだから」 「ふ、ぅぅっ…や、俺、のこと…嫌い、ならへん…？」 「なんねえよ、ほら、こっちに集中しろ」 余計なことを考えて行為に集中できない琴音を無理矢理集中させようと、琴音の股間に触れる。琴音は甘い声と荒い息を吐いた。