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第149話
***
───1年後…
多分、俺達はもう二度とお互いを手放す事はしやんと思う。
左手の薬指に光る指輪を見て、そう思った。
「琴音」
「うん」
大和の目の前に差し出された右手を左手で掴み前に進む。
それより先は明るい光で満たされてると感じた。
悲しい出来事も、明るい未来に繋がると信じて。
ヤクザさんとヤンキーくん。
Second Story END
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