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第118話

二人は子供に美空と名付けた 美空が生まれ日は梅雨の中休みで晴天だった。 空があまりにも綺麗で梅雨時期の晴れ間は多くの人に好まれる。 誰にでも好かれるようにそして美しい空のようにみんなを明るくできるようにとそう名付けたそうだ 美空の成長を見守るのが俺の楽しみにもなった。 美空はよく笑いよくなついてくれて美音に良く似た柔らかい笑顔は周りからもよく可愛がられた 「可愛い可愛い可愛い!!」 美音はそんな美空を溺愛していた。 幸せを絵にかいたような家族だった。 誰もが羨む家族だった それなのに… 「美音が…死んだ…」 陽平の声は震えていた

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