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第134話
陽平side
それから更に時が過ぎた。
久しぶりに帰国した祥とたまたま駅の近くであった
少し痩せた気がして心配になり声をかけた
「祥!ひさしぶり!」
「わぁ!!びっくりしたぁ!ひさしぶり!陽平」
「お前痩せた?」
「あぁ。少しねえ。でも大丈夫だよ」
「これからどこか行くのか?」
「後は帰るだけ。一昨日から長期休暇貰ってて実家に帰ってきたとこだよ。なんだかんだバタバタでお前に連絡出来てなかったな。帰国したのは四日前なんだ」
「そっか。お前が平気ならこれから飲みいかねぇ?」
「俺はいいけどみーくんは平気?」
「あいつももう高2だしな」
「美音は?」
「…死んでたんだろ?ごめんな…心配かけて。色々あって美音の死を受け止められたんだ。美空には本当に悪いことした…償っても償いきれない…」
「まぁ。でもみーくんは美音に似てるから…笑って許してくれただろ」
「あぁ。」
「みーくん本当にいい子だな。みーくんの子供はきっと素直でいい子だな」
「いや…それは望めないかな…美空はゲイだ。」
「そっか」
「うん。美空たぶん今付き合ってる人いる」
「へぇ。もしかして睦月くん?」
「いや。先輩だろう」
「みーくんが選んだなら間違いないね」
「そうだな。取り敢えず美空に電話するわ」
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