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第16話

さすがに父とヤった何て事は言えるわけはない 「…やば…体育…サボるか…」 着替えればあの痕が見えてしまう… 「こら。美空。お前サボろうとしただろ」 「睦月…」 「ったく…油断も隙もねぇな…」 「わり…でもやっぱり無理…」 「…何か…あったのか…?」 「いや…気分が乗らないだけ…」 「…こっちこい」 連れてこられたのは保健室だった 「睦月もサボる?」 「美空悪いな…」 「え?」 ベッドに押し倒された俺は睦月に制服を捲られていた 「ちょっ…睦月っ…やめっ…」 睦月の指先が俺のいいところを掠める 「んあっ…」 「相変わらず感度いいな…お前…脱がせるぞ」 あっという間に上半身を脱がされた俺は睦月から目をそらすしかなかった 「っんだよ…この痕…まさか…親父さん…」 「ちがっ…違うよ…セフレ…セフレと会ったの…」 「…ウソ…だね…お前…ウソ下手すぎ…下も脱がすからな…」 露になった俺の太ももにも沢山の痕…ひっくり返された背中にも… 「すげーな…この数…ケツは?痛くねぇ?切れてたりは?」 「え?あ…多分大丈夫だと…」 「ケツ向けろ」 四つん這いになってケツを高く突き上げ孔を見せつけた… 「ちっ…切れてんじゃん…大丈夫なはずねぇだろ…ちょっと待ってろ…軟膏取ってくるから」 カタカタと物音がするのをじっと聞いていた…睦月はすぐに気づいてしまう…わかってた… 「お待たせ。朝からなんかおかしいって思ってたんだよ…ほら。塗るから見せて」 「ん…っ…あんっ…」 「エロい声出すなよ…我慢できなくなるだろ…」 「む…つきっ…」 「はいはい。すぐ終わるから待て。よっし…終わり。ほら服着な…」 睦月に裸のまま抱きついた…睦月の体温が俺を安心させてくれる… 「なぁに?美空…」 撫でてくれる大きな手も優しい声色も全てが大切で… 「みーそーらー…犯すぞぉー離れろ…」 「やっ…やだ…ねぇ。抱いて?睦月」 「だぁめ。お前は葉月先輩が好きでしょ?それなのにそんなことしたらお前は葉月先輩に顔向けできなくなるよ。初めて好きになった人でしょ?あの頃とは違うんだから…」 「でも…でもっ…実の父とヤった時点でもう…ダメでしょ…だから…忘れさせてよ…睦月…」 「はぁ…わかった。どうせ今日は俺んちで勉強するはずだったし…家に帰ってからね」 「ん…」 「だから今は我慢して?」 「わかった…」 そんな会話を聞いている人がいたなんて気づきもしなかった…

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