2 / 2

-

隣で小さな寝息を立てて眠るその横顔にそっと触れる。 数時間前、散々泣かした彼の目元にはまだ赤みが残っている。 「や、…っ、待って…も、無理っ…」 強すぎる快楽に逃げようとする身体を抑え込み その身体を隅々まで味わった。 少し刺激が強すぎたのか、彼は意識を手放してしまった。 「苛めすぎたかな…」 彼は口では嫌だと拒むものの、本気で拒絶をすることはなく、最終的には受け入れてくれる。 それがまた、狂おしい程に愛おしい。 もっと、泣かせてみたくなる。 「次は、どうしようか」 彼はどんな顔を見せてくれるだろう。 そんなことを思いながら、彼の目元にキスを落とした。

ともだちにシェアしよう!