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隣で小さな寝息を立てて眠るその横顔にそっと触れる。
数時間前、散々泣かした彼の目元にはまだ赤みが残っている。
「や、…っ、待って…も、無理っ…」
強すぎる快楽に逃げようとする身体を抑え込み
その身体を隅々まで味わった。
少し刺激が強すぎたのか、彼は意識を手放してしまった。
「苛めすぎたかな…」
彼は口では嫌だと拒むものの、本気で拒絶をすることはなく、最終的には受け入れてくれる。
それがまた、狂おしい程に愛おしい。
もっと、泣かせてみたくなる。
「次は、どうしようか」
彼はどんな顔を見せてくれるだろう。
そんなことを思いながら、彼の目元にキスを落とした。
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