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みっきーの誕生日☆60

『みっきー、お茶飲む~?』 『ジュースもあるぞ?みー』 『・・・え?あ・・・ありがと・・・』 『アヒージョ、美味しいよ♡』 『温かいうちに食べてくれ♡』 『あ、・・・うん』 落ち込んでる俺を気遣ってか 2人が甲斐甲斐しく 世話をやいてくれて 少し気持ちが落ち着いてきた。 『次は生春巻、いってみよーか♡』 『みーの好きな味に仕上げたぞ♡』 『う・・・?・・うん・・・』 『次はサラダね♡』 『うまいぞぉー♡』 『む・・・、んん・・・っ・・・』 ってか 世話がいきすぎてるんですけど・・・?! というのも薦められるまま素直に どんどん 口に入れたもんだから 口の中がパンパン・・・ 『じゃあ次はね~』 『から揚げ食う?』 『・・・・・・・っ・・』 から揚げ・・・っ!! これは結構 でっかいぞ! 早く飲み込まないと・・・!! 焦って必死でモグモグ噛んでいると 2人が俺の顔を覗き込んで 「ぷはっ」と吹き出した。 『みっきー♡モグモグしてる~♡』 『ハムスターみたいだな♡みー♡』 『・・・っ・・・むむっ・・・』 わ、笑ってんじゃねーっ!! 誰のせいだ・・・っっ!! むーっと思いっ切り睨んでも 2人は いつものように気にする様子は まったくなく・・・いや、気にするどころか・・・ 『『かわいい~♡♡』』 と、いつものように ガバッと抱きついてくると・・・ 『『みっきー(みー)かわいー♡』』 頬をくっつけてスリスリして・・・ 『『大好きだよ♡みっきー(みー)♪』』 『──────っっっ!!』 事もあろうか・・・! 俺のパンパンの頬っぺたに ブチューッと 熱烈なキスを かましてきた。

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