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認めます。
あ。
そうだ・・・・。
俺・・・・・
ものすごい自然に、
好きな人 = 玲音と咲哉 に なってた !!
それか!
『夢みたい~♪ありがとう、みっきー♪』
『マジで嬉しい!ありがとう、みー♪』
『・・・・う・・・・・・・//////』
ちょっと大げさなんじゃ?ってくらい
喜んでる2人。
遠慮なく抱きつかれて、
腰は メキメキ痛いけど・・・・
それでも 痛いより、嬉しさの方が勝ってる、なんて・・・・
もう これって・・・決定的。
認めるしかないじゃんか。
ああ・・・
俺って・・・コイツらの事、
ホントに 好きなんだな・・・////
だって、
ホント、普通に、自然に、
好きな人って言われた時・・・・・・
玲音と咲哉の顔が
頭にポンッて浮かんだんだ。
『はぁ・・・・なんか、もう・・・・/////』
『どうしたの?みっきー。』
『どうした?みー。』
なんか、疲れた。
精神的に。
『も、いい。寝る//////。』
布団を引っ張って、頭から かぶる。
『あれ~?顔、赤い!照れてるの?』
『ははは。照れてんのか?みー。』
『うるさいっ///////!!』
いちいち言わなくていいっつーの!
察しろっっ(涙) !
『ね、みっきー。』
『なんだよ。』
『許してくれる?』
『許す?・・・何を?』
『ストーカーしてたこと~!』
『・・・・はぁ?結局、 認めんのかよ。』
布団から顔を出し、ジトリと睨んでやる。
『えへ。ごめんね?』
『はは。ごめんな?』
コイツら・・・・
謝ってるわりに、へらへら笑いやがって。
全然、悪いと思ってないな。
『はぁ・・・・・・。
今さらじゃん。いいよ、もう。』
『ホント?ありがと♪』
『ありがとな、みー♪』
布団の上から抱きつかれて
チュッチュッと、顔中にキスが降り注ぐ。
だーっっ////!
もうっっ!
『も、いいってっ///!寝るんだから 俺は!』
『じゃあ、俺も寝る~♪』
『俺も寝る~♪』
『はぁ !?・・・ちょ・・・!こら!やめろ!
入ってくんなっっ//// !!』
『大丈夫、こっちのベッドも広いから♪』
『そうそう、3人でも全然、大丈夫だ♪』
『そういう事を言ってるんじゃ・・・////』
制止も聞かず、強引に入ってきた2人は、前後から ギュウギュウ抱きしめてくる。
『ふふ。おやすみ、みっきー♪』
『ははは。おやすみ、みー♪』
『・・・・・・・・・・・・・//////』
はぁ・・・・・・
まぁ、いっか。
どうせ、言っても聞かないし。
早々に諦める事を覚えた俺は、
やけくそ気味に目をギュッと閉じた。
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