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眠れません。
眠ろうと目を閉じてはみたものの・・・・
眠れない。
まったく、
全然、
これっぽっちも 眠くならない。
んー。
そりゃそうか。
さっきまで寝てた・・・・
いや、正確に言うと、
さっきまで気絶してたんだもんな。
体の方は、充分に休息がとれている訳で・・・
眠くなるワケがない。
『・・・・・・・・・』
どうしよう。
両隣の2人は、なんとも気持ち良さそうな
寝息をたてて 眠っている。
うーん。
起こすのも 悪いよなぁ・・・・。
ま、いっか。
あ、そうだ。
ストーカーまがいの事をしてたんだ。
今度は俺が コイツらを観察してやろう。
ってなワケで、まず玲音の顔を
じっくり 見る。
『・・・・・・・・・・//////』
キレイな顔。
色、白いし。
あ。まつげ、長い。
中性的な顔立ちだし
モデルとか似合いそうだよな・・・・。
背も高いしな。
何 着ても、カッコよく着こなせそう。
それに比べ、俺ってヤツは・・・・・
・・・・・・・・・・。
はっ!
いや、やめよう。
考えちゃダメなヤツだ、これは。
次、次!
今度は咲哉だ!
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