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みっきーの誕生日☆68
ケーキは、あっさりしてるのに濃厚で
すごーく美味しかった。
でも・・・ケーキ入刀が出来なかったのが
ちょっとだけ残念・・・
なんて思ってたら
『まあまあ♡また、しよ?ね?』
『今度はホントの結婚式でな♡』
俺の心を見透かしたように
玲音と咲哉が笑って言った。
『・・・・・・・・・・・・・へ?』
ホントの結婚式・・・??
『え・・・するの?結婚式・・・』
『もっちろん♪するよ~♡』
と、玲音。
『え・・・・・・・・・』
え・・・、えーっっ!?
ってコトは・・・
ケーキ入刀、もう1回 出来んの??
やった・・・
『そうそう♡盛大にな~♪』
と、今度は咲哉。
『え・・・・・・・・・』
・・・・・・え?
ちょっと待って?
盛・・・大に・・・??
盛大・・・・・・
『・・・・・・・・・』
盛大な・・・結婚式・・・
コイツらの言う「盛大」って・・・
『・・・・・・・・・・・・』
───こ、怖っ!!
なんか、
とんでもなく恐ろしいコトになりそうな予感・・
しかしないっっ!!
『い、いいいややややっ!!
俺は質素で地味なのが いいですっ!』
『えーっ?』
『地味ぃ?』
『そ、そう!
な、なんなら3人だけで、でも・・・!』
『『─────!』』
俺の言葉に、なぜか
玲音と咲哉の目がキラーンと輝いた。
『───、へぇ~?』
『3人だけで・・ねぇ』
『・・・・・・・・・へ・・・?』
『みっきー』
『みーぃー』
ニヤニヤ笑いながら、にじり寄ってくる2人。
『───っ!な、なに・・・っ?』
『うふふ~♡』
『ふははー♡』
『・・・・・・っ・・・??』
な、なんだ?
その悪い顔の意味するトコロは・・・!
『3人だけでしようよ♡』
『今から・・・・こ・こ・で♡』
『・・・・・・・・・・・・・・・へ・・?』
今から?
ここで?
な、なにそれ・・・
『ねぇ?みっきー♡』
『なぁ?みぃーぃ♡』
ニヤニヤ
『──────!!』
ぞわわ・・・っ!(←鳥肌)
目・・・目が・・・
目が笑ってませんけど!?
なんか・・・
なんだか・・・
とんでもなく恐ろしいコトになりそうな予感・・
しか・・・しないんだけどっっ!!
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