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好きにしてくれ。

ああ・・・・お尻が熱い・・・・・ ジンジンする・・・・・・ ああ・・・・腰が痛い・・・・・ メキメキしてる・・・・・ 『大丈夫?みっきー。』 『大丈夫か?みー。』 『・・・・・・・・・・・・・。』 「30分」というのは、咲哉のパンチの効いたジョークだったらしい。 結局、咲哉がイったのは、あれから5分後くらいか・・・・ともかく思ってたよりは短かった。 よかった・・・・。 腰が砕けなくて・・・。 今、俺は腰に湿布を貼られ、お尻には軟膏を塗り込まれている。抵抗したいのは山々だけど・・・・疲れて そんな気力もなく、そのまま うつ伏せで寝ている状態。 もう・・・好きにしてくれ。 悟りを開いた修行僧の気分だ。 『後で マッサージもしてあげるね♪』 『俺も♪俺も♪』 『・・・・・・・・・・・・。』 ご機嫌な2人。 心なしか、肌もつやつやしてる。 まあ、そりゃそっか。 結局、ヤっちゃったしな・・・。 うーん。 なーんかなぁ・・・・ この2人を見てると・・・・・ 途中で あっさり やめたのって、 俺が、うずうずしたり ガマン出来なくなるのも、全部 お見通しで、全部 分かっててやった事なんじゃねーの?? とか思ってしまう。 だって 結局・・・コイツらの思いどおりじゃん? くそぉ。 そう考えると なんかムカつくな・・・・。 帰っちゃおうかな・・・・・・。 なんて事を 考えていたら、玲音と咲哉が俺の心をよんだみたいに背中にガバーッと抱きついてきた。 『あー!今日も みっきーと夜も一緒に 過ごせるなんて幸せ~っ!』 『夢みたいだなっ!』 『ねー(なー)♪♪』 『・・・・・・・・//////』 『みっきー・・・・大好き。』 『俺も大好きだ・・・みー。』 『・・・・・っ・・・//////////』 も、もう・・・・///// ホントに コイツらは・・・・・///// まあ・・・・いっか。 コイツらに振り回されるのも・・・ キライじゃないし・・・・・ (絶対 言わないけど。) もう・・・好きにしてくれ。

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