136 / 700
好きにしてくれ。
ああ・・・・お尻が熱い・・・・・
ジンジンする・・・・・・
ああ・・・・腰が痛い・・・・・
メキメキしてる・・・・・
『大丈夫?みっきー。』
『大丈夫か?みー。』
『・・・・・・・・・・・・・。』
「30分」というのは、咲哉のパンチの効いたジョークだったらしい。
結局、咲哉がイったのは、あれから5分後くらいか・・・・ともかく思ってたよりは短かった。
よかった・・・・。
腰が砕けなくて・・・。
今、俺は腰に湿布を貼られ、お尻には軟膏を塗り込まれている。抵抗したいのは山々だけど・・・・疲れて そんな気力もなく、そのまま うつ伏せで寝ている状態。
もう・・・好きにしてくれ。
悟りを開いた修行僧の気分だ。
『後で マッサージもしてあげるね♪』
『俺も♪俺も♪』
『・・・・・・・・・・・・。』
ご機嫌な2人。
心なしか、肌もつやつやしてる。
まあ、そりゃそっか。
結局、ヤっちゃったしな・・・。
うーん。
なーんかなぁ・・・・
この2人を見てると・・・・・
途中で あっさり やめたのって、
俺が、うずうずしたり ガマン出来なくなるのも、全部 お見通しで、全部 分かっててやった事なんじゃねーの??
とか思ってしまう。
だって 結局・・・コイツらの思いどおりじゃん?
くそぉ。
そう考えると なんかムカつくな・・・・。
帰っちゃおうかな・・・・・・。
なんて事を 考えていたら、玲音と咲哉が俺の心をよんだみたいに背中にガバーッと抱きついてきた。
『あー!今日も みっきーと夜も一緒に
過ごせるなんて幸せ~っ!』
『夢みたいだなっ!』
『ねー(なー)♪♪』
『・・・・・・・・//////』
『みっきー・・・・大好き。』
『俺も大好きだ・・・みー。』
『・・・・・っ・・・//////////』
も、もう・・・・/////
ホントに コイツらは・・・・・/////
まあ・・・・いっか。
コイツらに振り回されるのも・・・
キライじゃないし・・・・・
(絶対 言わないけど。)
もう・・・好きにしてくれ。
ともだちにシェアしよう!