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筆攻め☆19

『よし。食べよっか、みっきー♡』 『みー、俺が食べさせてやるぞ♡』 ──と、玲音にベッドに座らされ、 ベッド用のテーブルをセットして 咲哉が「あーん♡」と、フォークを俺に差し出す。 いつもなら自分で食べる!と(ムダな)抵抗をする トコロだけど・・・・お腹が空きすぎてる俺は ためらいなく パンケーキに かぶりついた。 『『おいしい?』』 『おいしーっ♡!!』 『ふふ。はい、コーヒー』 『はは。ほら、あーん♡』 『あーん』 なんて・・・・・ しばらく食べさせてもらって だんだん お腹が落ち着いてくると あれ・・・・・・? ふとした 疑問が浮かんできた。 『どしたの?みっきー』 『どうしたんだ?みー』 『んー?うん・・・・・ え、えーと・・・・2人は食べないの?』 そう。 玲音も咲哉も俺に食べさせたり飲み物を注いだり お世話するばかりで全然 食べてない。 俺より起きてて、一緒に寝てたから コイツらも食べてないハズなのに・・・・・ いいのかな? 『あー、俺たち?ふふ。大丈夫♪気にしないで?』 『みーが終わったら(みーに(↓小声))盛りつけて食うから』 『・・・・・ふーん? ───ん?何に盛りつけるって?』 『んふふ~♪気にしないで食べて♡』 『そうそう♪まだ腹減ってるだろ♡』 『う、うん・・・・・』 そっか・・・・ 俺がお腹 鳴らしてたから 先に 食べさせてくれたんだ・・・ ああ、もう・・・・・//// アホみたいに変態なクセに こうゆうトコはホントに優しいんだよなぁ・・・ もー//// なんかなーっ、もー///// 朝からトキメいちゃうだろ・・・・//// (あ。絶対 言わないけどなっ////) ・・・・・よし。 途中、よく聞こえなかったけど お腹すかしてる玲音と咲哉のために 早く食べちゃおうっ!

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