『ちょ、ちょっと････』 『はいはい、みっきー』 『ほいほい、みー。』 浴室の中まで入って、やっと下ろされる。 いつもなら、ここで２人に寄って集って 洗われるとこ なんだろうけど、今日は････ 『じゃあね、みっきー。』 『キレイに洗うんだぞ？』 その気はないらしい。 さっさと離れていってしまう。 そして、２人して ニヤリと(不気味に)笑うと 『着替えは用意しとくから♪』 と、言い残し、扉が閉まった。 『････････････。』 着替え･･･････。 ああ、なんだろう･･･。 またしてもイヤな予感が･････。 『･･････はぁ。』 １つ、大きくため息をついてシャワーを手に取る。体がベタベタするから どっちにしろ 流さないと。 少し熱めのシャワーを浴びて、ついでだからとボディーソープで丁寧に体を洗う。 べ、別に この後 何かあるとか考えてるワケじゃないんだからな･･･//// 自分に言い訳しつつ、やっぱり隅から隅まで体を洗う。 『よし！』 洗い終わって、浴室から出る。 掛けてあったバスタオルではないフェイスタオルで体を拭いて、用意された着替えを見る。 『やっぱり････これか。』 予想どおりのメイド服。 他に着替えはない。 バスタオルやバスローブなんかが入ってる棚は抜け目なく 空っぽになっていて、メイド服を着るか、全裸で出ていくかの２択しかない。 『はぁ･･････』 うむむ。 こうなると もう･･なんか、どうでもよくなってきたな････。 さっきみたいに(例え芝居でも)ショボくれた大型犬みたいな２人は見たくない。 『よし！』 着てやる･･･！ そんなに見たいのなら･･･ 着てやろうじゃないか！