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コスプレ☆8

バァーンッッ!! 『着たぞ!バカ野郎ども!』 ここで恥ずかしがったら、余計 恥ずかしい! 堂々と、ズカズカ歩いて「どーだ!」とばかりに仁王立ちして見せてやる。 すると、2人が顔を輝かせて、尻尾を振った犬のように飛び付いてきた。 『あああ!みっきー!可愛いっっ!』 『おおーっ!みーっ!可愛いぞー!』 マジか。 コイツらの目は腐っているんだろうか・・・ 『可愛くないし、似合わない!』 さっき鏡で見た自分を思い出して、きっぱり言い放つ。だけど・・・ 『なに言ってんの!超絶 可愛いよ~♪』 『すごく 似合ってるぞ、みー!』 ものすごく喜ぶ2人。 キラッキラな笑顔。本気で嬉しそう・・・だな。 恋は盲目とよく言うけれど・・・ 『あああ~!このままガラスケースに入れて飾っときたいぃーっっ !!』 『素晴らしいっ!永久保存したいっ!』 『・・・・・・・・・』 盲目どころか 腐ってる・・・。 『よし!みっきー!』 『次のお楽しみだ!』 『は?・・・わっ!ちょ・・・ちょっとっ !!』 再び 担がれ、向かうは・・・・寝室。 や、やっぱり///! やっぱり、だけど!! せっかく覚悟を決めて着たというのに もう終わり? もう脱がされるのか・・・! いや、別に着ていたいワケじゃないけど! 寝室に入ると、ベッドに寝かせられた。 すぐさま2人も 服を脱ぎ脱ぎ、ベッドの上に乗ってくる。 その視線は うっとりと、ある一点に注がれている。 『・・・・・・・?』 『ああ・・パンティも履いてくれたんだ・・・』 『可愛い・・・やらしいな・・・・・』 『────── っ!』 その言葉に慌てて顔を上げると、スカートが思いっきり捲れて・・・パンツが、丸見えになっていた。

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