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みっきーショタ化!♡15

と、とりあえず・・・ とりあえずは、 『なんで・・・・俺のちっちゃい頃のコト  泣き虫だったとか・・・・・知ってんの??』 こっちを聞いてみよう。 だって、 超能力じゃないにしたって 夢の内容を知ってるって・・・・! なんか覗き見されてたみたいじゃない? めっちゃ気になるっ! (っていうか怖いっ!!) 『『あー、それはね~』』 ──と、ここで思わせ振りに 一瞬の間をあける玲音と咲哉。 う。 なんだろう・・・・ ドキドキする・・・・・・・! 『みっきーが寝てる間にママさんから電話きて♡』 『みーの小さい頃の話を聞かせて貰ったからだ♡』 『・・・・・・・・  ・・・・・・・・  ─────────へ?』 で、電話?? 母さんと??? あ。 俺が寝てたから・・・・! 『俺が電話に出なかったからかな??  ご、ごめん・・・・・』 『ううん?直接、俺にかかってきたから大丈夫♡』 『そ。直接、玲音にかかってきたから大丈夫だ♡』 『・・・・・・・・・・え?  そ、そうなの?  な、なんか・・大事な・・・用?』 『ああ。なんかね~、  明日も みっきーをウチに泊まらせて欲しいって  お願いされちゃったんだ♡』 『え?明日も?お泊まり??』 『そうそう。なんでも  急に、研修発表会の書類を作らなきゃいけなく  なったらしくて。』 『・・・・・あ、そうなんだ・・・・』 そっか。 母さん、明日の夜は 「連休なのにどこにも行けなかったから どこかにご飯を食べに行こう」って 言ってくれてたけど、仕事になっちゃったんだ・・・ ──って! なんでそれを俺じゃなく 玲音と咲哉に言うの?? なんか、 母さんと玲音と咲哉が 俺の知らないトコで どんどん仲良くなってってる・・・・・! いや、仲良くなるのは いいんだけど いいんだけど・・・・・ なんか複雑・・・・・! 『で、ちっちゃくなった みっきー 見てたら』 『みー の小さい頃の話が 聞きたくなってな』 『『色々、ママさんに教えてもらっちゃった♡』』 『へ、へぇ・・・・』 そっか。 じゃあ、俺が ちっちゃい時の夢を見たのは 2人の話の内容が聞こえてきたから・・・、 ってコトなの・・・・・かな?? な、なーんだ。 そっかー! 分かってみたら なんてコトないじゃーん! 全然 怖くもなんともないじゃーん! ちょっと、なんか色々 複雑だけど とりあえず よかったっ!!

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