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みっきー盛り☆13

『分かる・・・・?』 『そう。特に、みっきーの事は全部、分かっちゃうんだよね ♪ 』 『・・・・俺の事が?なんで?』 不審に思いつつも 聞いてみると 玲音は ヘラっと笑って答えた。 『んー。なんとなく?』 なんとなく・・・・。 理由も根拠もなく、なんとなく? 俺の事が分かるって・・・? なんじゃ そりゃ。 アホらし。 何も答えずに、ぷいっと横を向くと、2人は クスクス笑って また「可愛い」とか言いながら抱きついてのキス。 動けない俺は、諦めの境地で おとなしくされるがままでいると、お腹が ぐうーっと鳴った。 『ふふ。お腹 空いたね。』 『持ってきてやるから 待ってろ。』 ぴょんっとベッドから降りると、2人揃って 部屋を出ていく。 そうして、戻ってきた2人にベッドに寝たまま 食べさせられた。 途中、またしても盛った2人に、盛られそうになったのを 必死で止め食べ終わった頃には ヘトヘトな俺だった。 『明日は何しよっか~ ♪ 』 『明日も楽しみだな ♪ 』 『・・・・・・・|||||。』 夏休み中は始まったばかり。 毎日、こんなんだと俺・・・・ 体がもたないかもしれない。 * * * おまけ * * * その日の夕食は、俺が食べたかった物ばかりでが並べられていて・・・ まさかホントに俺の心が読めるのか・・・? と、ちょっと怖くなる俺なのだった。 (怖いから聞かないけど!) **** みー盛り・おわり ****

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