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みっきー盛り☆12
すっかり薄暗くなった頃。
2人の呼ぶ声で 俺は目を覚ました。
『みっきー、起きた? ♪ 』
『みー、おはよう ♪ 』
いつもの能天気な2人の顔。
腹が立つくらい、すっきり、つやつや。
ああ・・・そっか。
今日もヤっちゃったんだっけ・・・・
今日も・・・・・・/////
って!
『みっきー、今日は何が食べたい?』
『なんでもいいぞ?』
のほほーんと聞いてくる玲音と咲哉。
・・・・ムカつく。
『・・・・・・いらない。俺、帰る。』
冷たく 言い捨てて 起きようとしたけど、体が(特に腰!)重くて 思うように動けず・・・・・起きるのは諦めて ぷいっと顔を反らす。
『あれ~?みっきー、怒ってる?』
『え、みー、怒ってるのか?』
『・・・・・・・・・・』
怒ってる?
怒るだろう、そりゃ。
なんなんだ、コイツらは。
なんなんだ、今日の・・・///は。
アホなのも変態なのも 分かってはいたけれど・・・・今日のは・・・・////
『でも、気持ちよかったでしょ?』
『ああ。かなり感じてたもんな?』
『・・・・・・・/////』
そう・・・そうなんだよ!
俺のバカ!
切羽詰まってたとはいえ・・・いくらなんでも
自分で あんな事・・・///
・・・・あんな事ぉーっっ//// !!
俺のバカ・・・・バカ・・・・///// !!
『まあまあ。みっきー、可愛かったよ ♪』
『ああ。ますます惚れたぞ ♪ 』
『はぁ !?アホか!バカ!変態っっ////!』
『『ありがとう ♪ 』』
なぜか喜ぶ2人。
誉めてないつーの・・・
ああ・・・ホントにもう・・・
『お前ら、最悪・・・・もうシない・・・・』
恨みを込めて 睨みつけると、2人は またも嬉しそうに笑って 頭を撫でてくる。
『ホントに嫌なら・・・シないよ?』
『だな。みーが本気で嫌ならな。』
『へ・・・・・・・?』
本気で嫌なら?
『でも、みっきー、嫌じゃないでしょ?』
『嫌じゃないよな?』
『はぁ・・・・っ !?』
なんじゃ、そりゃ!
『なんで、そんな事が分かるんだよ !?』
『分かるんだよ、俺には ♪ 』
『分かるんだよ、玲音には ♪ 』
『・・・・・・・・は?』
どういう事?
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