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みっきーショタ化!♡30
『はあっ・・・はあっ・・・・はあっ・・』
『がんばれー!みっきーおにーちゃーん!』
『早く早く!みーおにーちゃん、走れー!』
『は、はいぃぃぃ・・・・っ・・・・・!』
遠くで手を振るチビ玲音&チビ咲哉の元へ
右へ左へ よろけながらも必死で走る。
えぇと・・・・・
これって夢・・・・だよな?
夢だよな??
夢なのに、なに?
このリアルな疲労感・・・・!
息は肺が破れそうなくらい上がってるし
膝は ガクガク、ふくらはぎは パンパン、
意識は朦朧としてきてて・・・・
もう1回 言うけど
これ、夢だよな?!
『がんばれー♡がんばれー♡』
『あと、もうちょっとー♡!』
『はあっ・・・・はあっ・・・・・』
よ、よーし!
あと、もうちょっと・・・!
───と、思った矢先、
2人がいる場所まで あと数メートル・・・のとこで
とうとう 力尽きた俺───は、
『はわわっ・・・!・・わっ・・・・わあああっ!!!』
ビッターン!!と 見事に顔から ずっこけた。
『はーっ・・・はー・・っ・・・・はあ、は・・・あ・・っ・・・』
あ・・・・・・
・・・もうダメ・・・・
スイッチ切れた。
もうダメ・・・・・・・・・
もう動けないぃぃぃ・・・・・・・・
『あれ~?みっきーおにーちゃん?ギブアップ?』
『えぇー?もう終わりなの?みーおにーちゃん?』
『はあ・・・・・はあ・・・、
・・・・・・っ・・・うん・・・・ご、ごめん・・っ・・ね・・・・』
『なーんだー、つまんないのー。』
『お兄ちゃん、体力なさすぎー。』
『・・・・・っ・・・・・・・・・・・・・』
いや、つーかさ
走ってたのは俺だけで
お前らはボール蹴ってただけだろーが。
───って言いたいけど
もう・・・・・・・・・
口開くのもめんどくさいや・・・・・・・
ああ・・・・
このまま寝ちゃおうかな・・・・・
夢の中で寝たらどうなるんだろうな・・・・・
よーし、
やってみるか・・・・・・・・・
そんなグロッキー寸前の俺を
2人が しゃがみこんで覗いてきて
『しょーがないなぁ、じゃあ~』
『なにか別のことして遊ほっ?』
──と、にっこりと笑って見せた。
(ぞわわわ・・・っっ!!)
『・・・・・・っ・・・っ!?』
な、なにっ!?
なに?なに??
今の悪寒は・・・・・・っっ!!
なに────っっ!?!?
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