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文化祭☆26

エロ顔の玲音と咲哉が ふと、チョコバナナから俺に視線を移すと・・・・・ へにゃへにゃに目尻を下げて、にこーっと笑った。 ・・・ぞくっ な、なんだ・・・? 笑ってるのに・・・寒気が。 い、嫌な予感・・・・。 ( そして、外れる気がしない ) そして、にこにこ笑ったままの2人は、 『おっきくなった みっきーサイズ~ ♪ 』 『大きくなった みーサイズ~ ♪ 』 嬉しそうにチョコバナナを掲げる。 『・・・・・・・・・っっ/////!』 や、やっぱりぃぃぃぃー !! やっぱりか・・・・ !! 俺のアレの事なのか・・・・! がっくり肩を落とす俺に、2人が 左右から俺を挟んで ぐいぐい押す。 『だって~ ♪ チョコバナナといえば、みっきーでしょ?』 『そうだ そうだ ♪ みーといえば、チョコバナナだろ?』 『・・・・・・・ああ・・・そう・・・・』 もう、何も言うまい。 言っても どうせ聞かないし疲れるだけ・・・・・ 『『ふふ(はは)、可愛いよね(な)、 みっきー(みー)のおチン・・』』 『ぎゃ ───────っ////// !! やめろ!やめろぉ ────っっ !! 言うなっ!言うんじゃないっっ///// !!』』 慌てて、2人の口を手で塞ぐ。 『お、おおおおお前ら・・・・/////』 何を言おうとした・・・! ここは、人の溢れる廊下だっつーの! 聞かれたら どうするんだっ! ったく、ホントに! どうゆう思考回路をしてるんだよ・・・! 『えー?なに?みっきー、顔 赤いよ?』 『どうした?みー。顔が赤いぞ?』 『う、うるさいな!誰のせいだっ/////!』 『俺たちだね。』 『俺たちだな。』 しれっと言う2人。 悪いとは微塵も思ってないらしい。 ( いつもの事だけど ) 『・・・・ああ・・・そう・・・・』 分かってんのか。 そうか・・・・・ 『ふふ、みっきぃー ♪ 』 『ははは、みーい ♪ 』 嬉しそうにチョコバナナに話しかける2人。 『・・・・・・・・・・・。』 アホだ。 コイツら、ただの変態だ。 もう、何も言うまい。 疲れるだけだし・・・・ ていうか、疲れた・・・・・。

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