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文化祭☆34

『・・・な・・・・なっ・・・ なに やってんだ!・・・アホッ/////!』 慌てて 2人のチョコバナナを取り上げようと手を伸ばす。 『んふふ~ ♪ だってこれ、 みっきーサイズだから、つい~ ♪ 』 『そうそう。みーサイズなもんで、 つい・・・な ♪』 俺の手を するり と交わし、もう1度 先っぽにキスをして へらりと笑う。 『・・・・・っ・・//// !!』 だから、やめろっつーの//// !! 『ふふ、可愛い ♪ みっきー ♪ 』 チュッ。 『はは、可愛いなあ、みー ♪ 』 チュッ。 『・・・・・・・・・/////!』 ア、アホか・・・! それは チョコバナナであって 俺ではないっっ///// !! アホか・・・・! アホなのか・・・ !? 開いた口が塞がらない、とは・・・ まさに この事。 『さあ、みっきーも一緒に ♪』 『さあ、みーも一緒に♪』 変態スイッチの入った2人が、はあはあと鼻息荒く、にじり寄ってくる。 毎回 言うけど イケメン台無しだっつーの! 『・・・・・・っっ/////! 誰が やるかっっ////!早く食えっ!』 2人の顔面にパーパンチを喰らわせ、自分のチョコバナナに かぶりつく。 『あーっ!み、みみみっきぃーっ!』 『ああっっ!み、みみみみぃーっ!』 泣きつく2人を無視して、口いっぱい頬張って 2口で完食してやった。 ああ・・・・美味かった ♪

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